看護師・薬剤師の方々は資産形成(貯蓄・投資)を行いやすい職業といわれております。
また、夜勤などで生活リズムが不規則かつ体力面を考えるとこの先ずっとこの仕事を続けられるか不安に感じられる方が多くいらっしゃり、早めから将来対策を始めておきたいと考える女性が多い職業でもあります。
皆様は結婚など将来のイベントごとや老後の為の資産形成を計画的に進められておりますでしょうか。
ここではなぜ看護師・薬剤師が資産形成を行いやすいのか、またどのくらいの金額を貯蓄と投資に回すとバランスよく資産を運用することができるのか。その理由とおすすめの資産形成の方法についてご紹介いたします。
皆さんのライフプランによって運用金額に変動はありますが、これから運用を始めようと思っている方はご参考までにご覧くださいませ。
【理由】
平均年収が高く、収入が安定しているため若いうちから資産形成を行うことができる
(平均年収:422万、看護師平均年収:520万、薬剤師平均年収530万)
長期間働くことができる
一般の仕事は65歳定年とあるが、年齢の制限がなく安定的に働くことができる
安定した職業に従事しているので融資が通りやすい
不動産投資などを行うにあたり業界・職業的に融資を受けやく、資産形成の選択師が広い。
他業種よりも早いうちから貯蓄/投資に使用する資産が準備でき、結婚や住居の購入などの人生のイベントごとや老後の為に資産形成がしやすい職業といわれており、興味を持たれる方も多い職業となります。
一般的には、病気やケガなどの入院、転職等の出費が起こってもよいように生活費(手取収入)の3-6か月分を貯蓄(銀行などに預けているお金などを意味し、緊急時に引き落とすことのできるお金)として貯め、残りの余剰資金を資産形成に回すとバランスのよい運用ができるとされております。
毎月の資産形成に回す金額としては、年収の10―20%を資産形成(貯蓄・投資)に回し、貯蓄と投資の割合としては貯蓄:投資=7:3にて運用を行うと、リスクが少なく資産形成がしやすくなります。
下記に、年収ごとの運用金額の目安を記載いたしましたので、今の運用状況との比較してみてください。※ライフプランにより金額は異なりますのであくまで参考金額となります。
年収 | 3,500,000 |
4,500,000 |
5,500,000 |
6,500,000 |
---|---|---|---|---|
手取り年収目安 | 2,800,000 |
3,600,000 |
4,400,000 |
5,200,000 |
理想貯蓄金額(手取り3か月分) | 875,000 |
1,125,000 |
1,375,000 |
1,625,000 |
毎月の資産運用額(年収の約20%) | 70,000 |
90,000 |
110,000 |
130,000 |
毎月の貯蓄額(70%) | 50,000 |
65,000 |
75,000 |
90,000 |
毎月の投資金額(30%) | 20,000 |
25,000 |
35,000 |
40,000 |
それでは投資を行うにあたり、どのような投資方法があるのか、今回は日々お仕事をされている方々でも投資しやすい3種類をご紹介いたします。
生命保険の中でも積立型の生命保険があるのはご存じでしょうか。保障を受けつつ、保険料を指定された期間積み立て解約を行うと、積立金+アルファの金額が解約返戻金として還元されるという運用方法があります。
【積立型生命保険のメリット】
【積立型生命保険のデメリット】
生命保険は企業・担当者・プランの内容により提示される内容が異なる場合があり、あなたのライフプランに合った生命保険を提案してくれる企業を探してみてはいかがでしょうか。
企業が発行した株式を購入し、配当金や譲渡益にて利益を得る投資方法です。金額を自身の希望に合わせて設定することができ、その金額内での投資が可能です。また、企業の専門家が投資先を選定する投資信託という運用方法もあります。
【株式投資のメリット】
【株式投資のデメリット】
初めて投資を行う方には、日経平均と連動するタイプの投資信託など日々の生活と連動するタイプの運用もできますので、資産運用の一歩目にご利用してみてはいかがでしょうか。
また、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかりますが金融商品から得られる利益が非課税になる(税金がかからなくなる) NISAを利用した投資方法もございますので、あなたに合った株式投資・投資信託を探してみてはいかがでしょうか。
不動産を購入・運用することにより毎月の家賃収入と販売益にて収益を得る、もしくは節税をすることができる運用方法です。また、不動産という資産保有になります。
【不動産投資のメリット】
【不動産投資のデメリット】
不動産投資をおこなう物件の条件(地域・新築や中古・立地)により運用方法も異なりますので、ご自身に合った不動産を保有する企業を探してみてはいかがでしょうか。
上記投資以外にもさまざまな資産形成(貯蓄・投資)の方法がありますので、将来のイベントや老後の為の運用にご興味がございましたら一度ご相談いただければと思います。