仕事への満足感ややりがいは、人間関係の良し悪しも関わってきます。誰でも雰囲気の良い職場で働きたいですよね。では、実際に転職を考えたとき、人間関係が良い職場はどのように探したらいいのでしょうか。
ここでは、人間関係がもたらす仕事へのメリットと人間関係を知るための情報収集のポイントについてまとめました。
職場で良い人間関係が保てることは、たくさんのメリットがあります。情報の共有や問題解決など、チームとして動く上で大切なコミュニケーションがスムーズ取れるため、患者さんへより良いケアが提供できるようになります。
そしてそれは、看護師自身の仕事への満足感やモチベーションにも繋がり、より良い職場環境が生まれます。
しかし、現実は人間関係のトラブルがきっかけで部署の異動や転職を選択する人もいます。転職は環境を変えることで人間関係の問題を解決する1つの方法ですが、転職を繰り返すとマイナスイメージを持たれてしまうことも。
ですから、転職を考えたら就職候補先の情報収集はしっかりしておくことが大切です。
では、実際に転職を考えたとき、気になった職場の人間関係についてはどのように情報を得たらいいのでしょうか。
具体的な方法としては、まず職場見学です。看護師の働く様子の中でも、特にカンファレンスや看護師同士が話している様子などに注目しておくのがポイントです。また、短期で職場体験会を開いているところもあるので、参加してみるのもいいでしょう。
実際にその職場の中で他のスタッフとともに仕事をしてみることで、見学会や資料だけではわからない職場の雰囲気も感じられます。
もう一つ、転職の候補先に知人がいる場合には、ぜひ話を聞いておくといいですね。実際に働く人の声はとても参考になります。
情報収集を行なってみたけど職場の人間関係のことがあまりわからない、ということもあります。見学会や面接で人事担当者などに尋ねたくても、実際は聞きづらいですよね。
また、質問の仕方によっては自分のマイナスイメージに繋がることも。できれば、自分であると知られずに情報を得たいところです。そんなときには、転職エージェンシーを活用するという方法もあります。
自分の代わりに知りたいことを聞き、必要な情報を提供してくれることがあるのです。自分のプライバシーを守りつつ、知りたい情報が得られますし、あれこれ聞いておいて応募しなかったときの心苦しさもありません。いろいろな方法で情報を得て、転職の成功に繋げたいですね。
転職先の人間関係については、情報収集しにくいことも多くあります。いろいろな手段を活用しつつ、求人先には自分の印象が悪くならないような工夫も大切です。
転職エージェンシーなども利用しつつ、上手に情報収集していきましょう。
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misato 消化器・乳腺・甲状腺の病棟勤務を経たのち、育児のため一旦退職。現在は今までの経験を生かして医療系ライターとして活動しています。 |