看護師は何かにつけてメモをしながら仕事していますよね。せっかく取ったメモ、仕事の効率を上げるためにうまく使いたいものです。
うまく仕事に活かすためのメモ術について、メモ帳の選び方や使い方を中心にみていきましょう。
看護師は日々の勉強は欠かせない仕事ですよね。疾患や薬に関することはもちろん、職場での決まりや業務の優先順位、先輩からのアドバイス...あらゆることをメモしながら動いています。
いろいろな患者さんと関わりながら気づいたことを書き留めておくこともありますよね。その場ではとても覚えきれないためメモは必須です。
その日の担当患者さんを一覧にしたものにどんどん書き込む人もいると思いますが、ポケットにメモ帳を入れておく人も多いのではないでしょうか。看護師の必須道具ともいえるメモ帳は、看護師それぞれの個性が出るアイテムです。
看護師は忙しい業務の中の限られた時間でメモを取らなければいけません。そのため使いやすさが一番重視されます。では、実際にどのようなメモ帳が使われているのでしょうか。
よく見かける罫線が入ったメモ帳は、ささっと書いてもある程度整ったメモができ、あとから見やすくなります。また、自由帳のような白紙のメモ帳は自由に好きな文字の大きさで書き込めますよね。
なかには、メモ帳の色や表紙にまでこだわって仕事のモチベーションアップにつなげる人や、とりあえず手の甲や手のひらをメモ帳がわりにする、という人も。
メモ帳の使い方としては、とにかく前からどんどん書き込む、表側からと裏側からそれぞれメモする内容を決めて使う、という方法があります。また、見直すときの見やすさを重視して、最初に内容ごとに付箋などで区分けしておいてから使う人もいますよ。
看護師は同じ疾患1つをとっても、患者さん一人ひとり看護の仕方は違ってくることが多いものです。いろいろな経験を通して学んだことや気づいたことはすぐにメモを取り、それを元に復習する習慣をつけておきましょう。
業務効率もアップするだけではなく、より良い看護が提供できます。メモがいっぱいになってきたら、別のメモ帳やノートにまとめ直しておくことも大切。メモを繰り返し見て整理することで知識が定着します。
ポイントは、過去のメモ帳は捨てないこと。自宅ではなく、職場のロッカーなどに保管しておくのがおすすめです。休憩時間に確認できるような場所に置いておき、確認したいときにすぐ取り出せるようにしておきましょう。
メモ帳はたくさんの種類がありますので、自分に合ったものを自分に合うスタイルで使いましょう。メモは業務に支障が出ないよう、あくまでパパッと済ませることが大切です。
メモを活かして業務効率をアップさせるには、取ったメモをまとめるだけで満足せず、しっかり振り返ることも大切です。
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misato 消化器・乳腺・甲状腺の病棟勤務を経たのち、育児のため一旦退職。現在は今までの経験を生かして医療系ライターとして活動しています。 |