看護師で夜勤をしている場合には、仮眠がしっかりとれるか、環境が整っているか気になる人もいるかと思います。転職のときにも、実は一緒にチェックしてほしい部分でもあるので、仮眠室事情についてまとめてみました!
仮眠室なんて呼べないケース
意外と多いのが、そもそも仮眠室というものがない病院や施設もあります。処置室のベッドやストレッチャーで、カーテンの仕切りがあるだけ。休憩室のソファー、患者さんの空きベッドなどという環境で仮眠をするというものです。モニターやナースコールなどの音も丸聞こえなので、なかなかぐっすりは眠れない劣悪環境です。最悪のケースだと、霊安室のベッドで寝ているという話もありました。
仮眠室はあるけれど残念なケース
仮眠室と呼ばれるものはあるけれど、男女共用でいびきがうるさい、ベッドが硬くて腰が痛くなるという悩みも聞かれます。なかには、仮眠室が地下にあっていくまでが遠いという構造上の問題まで。仮眠室があるだけ有難いのかもしれないですけど、いい環境とは呼べないところもあるようです。
こんな豪華な仮眠室もあると驚きのケース
一人一人個室にわかれていて、シャワー室まで完備。ここはホテルですか?というほどの仮眠室もあるそうです。仮眠中も他の人のいびきやモニターの音なども聞こえず、自分だけでリラックスできる空間。もし、こんな仮眠室があるところで普段から働いている人はラッキーですね。
転職するときには、給料や仕事内容などがメインになってしまい、なかなか仮眠室の状況までチェックすることがないかと思います。しかし、個人的には転職する際にも一緒にチェックしてほしいところです。どんなに人間関係が良くても、仮眠室が残念であれば、身体を壊しかねません。実際に見学させてもらうときに、仮眠室がどうなっているかなど確認できるといいですね。
チェックするポイントとしては、ナースステーションからの距離が近すぎず、遠すぎないか。ベッド周りなどの環境です。仮眠室がないところは、看護師の待遇が悪かったりする可能性もあるため、よく見ておきましょう。
そもそも、夜勤中は仮眠なんてできない!という忙しさの病院や施設もあるかもしれません。それでも、仮眠室がしっかりとあるか、環境が整っているかは、今後夜勤をするうえで大事になってくるので、転職の際には気を付けて確認しましょう!
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ゆみかおる 看護師10年目。小児科、整形外科病棟での経験あり。現在はフリーランスとして、クリニック、健診、ツアーナース、医療系ライターとして活動中。 |