ある程度、子供が大きくなってくると、子供に習い事をさせる親が多くなってきます。専業主婦なら子供の習い事は、母親の負担が大きくてもさせることができるかもしれませんが、母親が働きながら子供の習い事をさせることは、難しいものです。
習い事には、母親の送迎や応援が必要なものもあるので、習い事次第では母親の負担がかなり大きくなります。そのため母親が働いている場合、習い事の中で母親の負担が大きいものはさせることは難しいでしょう。
そこで、子供に習い事をさせるなら、働きながらでも、母親の負担が少なくて、通わせられる習い事を選ぶのがオススメです。
男女別の子供にさせたい習い事のランキングを紹介してみましょう。
男の子は1位スイミング、2位英会話、3位習字、4位野球・サッカー、5位ピアノです。女の子は1位ピアノ、2位習字、3位英会話、4位スイミング、5位バレエとなっています。
この中で最も母親の負担が小さいものは、文科系の英会話・習字・ピアノなどの習い事です。文科系の中でも習字、英会話などは送迎だけなので、負担は少ないのです。ピアノは送迎に加えて発表会などがあるので、他の文科系よりは負担が大きくなります。
逆に最も母親の負担が大きい習い事は、野球・サッカーになります。野球やサッカーは、大会や遠征などがあるため、試合の応援や手伝い、お弁当作りや練習の送迎など、母親の負担がかなり大きいです。
母親の負担が少ない子供の習い事を選ぶために、参考になるデータがあります。それは小学生スポーツの習い事での負担の割合のデータです。
負担が大きい順に、1位硬式野球・軟式野球・ソフトボール、2位サッカー・フットサル、3位バスケットボール、4位スキー・スノーボード、5位陸上競技・マラソンがあります。
続いて6位ダンス、7位空手、8位スイミング、9位体操教室・運動遊び、10位硬式テニス・ソフトテニスとなっています。
このように負担が大きい傾向の習い事は、集団スポーツであることが特徴です。
共働きに対応している習い事というか、働きながらでも大丈夫な習い事で増えているのが、保育園や幼稚園などで行っている、園内での課外授業です。
就学前の小さな子供だけですが、就学前に必要な体力や学力を育てられて、送迎をする必要もないので、最も負担は少ないのではないでしょうか。
また、習い事によってはスクールバスを運行してくれたり、子供の預かりと習い事を両立した託児型の習い事もあります。子供に習い事をさせるなら、母親の負担が少なくて、子供にいい影響を与える習い事を選んでみてください。
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桜井あかね 福島県在住。ジャンルを問わず様々な記事を書いております。 |