イヤイヤ期の子どもと接しているとどうしてもイライラしてしまうものです。しかし、接し方を少し工夫すればそのイライラも抑える事ができます。どういう接し方がイヤイヤ期の子どもに有効なのか、どうすればイライラを最小限に抑えられるのかをご紹介いたします。
いつもニコニコと明るいママで居る事は自分自身にとっても子どもにとっても良い事です。
これは大人に対しても言える事ですが、自分の意見に対して真っ向から「ダメ!」と言われると反発心が出てしまうものです。イヤイヤ期の子どもに対しても最初は嫌だと言う気持ちに共感をしてあげましょう。
何が嫌なのかをきちんと聞いてあげて、「そっか、それは嫌だね」と気持ちに共感を示す事で子どもは親の言う言葉にも耳を傾けようとします。この共感をせずにダメだと言ってばかりでは余計にイヤイヤが大きくなり、あなたのイライラも大きくなって行ってしまいます。
共感をしてから何故ダメなのかと言う事を説明すると子どもも落ち着きを取り戻すでしょう。
イヤイヤ期が長くなると、親もどうしても「ダメ!」が口癖になってしまいます。そうなると子どもは親のダメと言う言葉に慣れてしまい、いくら叱っても効き目が無くなってしまいます。
そうならない為には、この位の事で叱らなくてもいいかな、と言う時は自由にさせてあげて、本当にダメな事(悪い事や危険な事)をした場合にのみ強くダメだと言いましょう。
ダメと言う言葉が挨拶のように飛び交っていると子ども自身もダメと言う言葉の意味が分からなくなってしまい、ダメと言うあなた自身のイライラも募って行きます。普段は自由にさせて、締める時は締めると言うやり方が良いでしょう。
真面目にダメだと叱るのも大事ですが、時にはぬいぐるみを通じてお芝居をしてみましょう。子どももこれには興味を示すはずです。どうしてこんな事をしてはダメなのか、と言う事をぬいぐるみや人形、おもちゃを使って演じる事で子どもは素直にあなたの言う言葉を聞きます。
毎日毎日親の口からダメだと言う言葉を発するのはあなたも嫌でしょうし、もちろん子どもも面白いものではありません。遊び心を忘れずに、心にゆとりを持って子どもと接していればイライラする事も減るのではないでしょうか。
イヤイヤ期の子どもへの接し方と言うのは、どの親御さんも困っているものです。同じ悩みを持っているママ友とお喋りをしてストレスを紛らわせる、笑い話をすると言うのもイライラを抑える一つの方法です。決して一人で育児について抱え込まないで辛い時などにはSOSを発信する事を忘れないようにしましょう。
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桜井あかね 福島県在住。ジャンルを問わず様々な記事を書いております。 |