仕事を円滑に進めるために切っても切り離せないのが人間関係ですが、頭では分かっていてもこの部分がうまくいってない人が少なくありません。ここではあらためて良好な人間関係を構築するために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
長く付き合う可能性のある方や、職場に新たに入ってきた人に対して、初対面で印象を決め付けてしまっていませんか?無意識のうちに、人は第一印象で人柄を決め付けてしまう事があります。
本当は悪い人ではないのに、あの人は嫌な人だから、と決め付けてしまうと、口には出さなくても態度には出てしまいます。そんなつもりはないのに冷たくしてしまったり、会話をする時も投げやりになっていたりしませんか?やはりもっと仲良くなろうと思った時に、手遅れになってしまう場合があります。
そうなってしまう前に、先入観や第一印象を捨ててもう一度向き合ってみてください。そうする事で上手くいっていない相手との関係が良好になる事が沢山あります。
相手が歩み寄ってくれているのに、それを第一印象で決め付けてしまうという事は、相手の好意を無碍にしてしまうことです。
もっと仲良くしたいという気持ちが強くなりすぎて、相手が不快に思う可能性がある言葉を避けてはいませんか?自然と口数が減ってしまったり、当たり障りのない言葉だけを返したり、相槌を打つだけになってないでしょうか?
せっかく築き上げた人間関係が維持出来ない場合は、上記のようなネガティブな発想をしてしまいがちです。以前はそんな事がなかったのに、こうした意識が根付いてしまう事で、人付き合いに対して臆病になってしまいます。その結果、今まで良好だった関係が崩れてしまう可能性もあるのです。
もともと人間関係の維持が苦手な人もこうした傾向にあると言われています。本音で語ったり腹を割って話したりする、そうした行為が苦手ではないでしょうか?自分の素直な気持ちを口にする事も、相手にとっては大切なやり取りです。
当たり障りの無い言葉ばかりを口にしてしまうと、自分に興味が無いと受け取られても仕方が無いですよね?難しく考えすぎずに、素直に会話を楽しめているか、自分の中でもう一度確認してみましょう。
相手と話したい、聞いてほしいという気持ちが強くなりすぎてしまうと、自分優先の発言が増えてしまいます。併せて自己主張が自然と強くなってしまい、自分の事ばかり話してしまいます。相手が相槌しか出来ず、キャッチボールをする機会を奪ってしまっては、相手も退屈して興味を失ってしまいます。
自分の意見や聞いて欲しい事、相談に乗って欲しい事を伝えたら、一度相手の返事を待ちましょう。まくし立ててしまえば、相手は最初こそ共感してくれますが、不快感を抱いてしまう事もあります。会話はキャッチボールであり、一人では出来ないものだという事を再確認しましょう。
いかがでしたでしょうか? いずれも基本的な事ですが、この機会にぜひ一度、ご自身の言動を振り返って思い当たる点がないか確認してみてください。
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