仕事だけでなく家事や育児と働く女性薬剤師は忙しい毎日を過ごしています。毎日が忙しいとはいえ、薬剤師としての勉強も怠りたくないものです。
ここでは、通勤時間を活用した効果的な勉強方法についてお伝えします。
仕事をしている人が毎日必ず過ごしている、通勤時間。家から自転車で5分の方もいれば、1時間以上かけて通勤している方もいると思います。
片道15分、往復で30分すきま時間が発生するとして1週間で2時間半、1か月では10時間、1年で120時間と、通勤時間は短くても毎日積み重なると膨大な時間に。
SUUMOの通勤時間に関する調査によると、空いた時間は「寝ている」31.9%「音楽を聴いている」14.9%「スマホなどでSNSやLINE・メールをしている」13.4%としっかり時間を活用している方は少ないようです。
オリジナルの勉強ノート・単語帳を作ってみましょう。勤務中に患者様から質問されて即答できなかったことや投薬中の気づきなどを、勉強ノートにメモ。
帰宅後に、分からなかった箇所をよく調べノートに書きこみ、通勤のすきま時間に見直します。繰り返し見返すことで頭に残りやすくなるため反復学習はおすすめです。
スキルアップのヒントは毎日の業務の中にあります。机の上でじっくり勉強するよりも、実践しながら勉強していくことが大切です。
現代はスマートフォンの普及やインターネットの発達により、電子コンテンツを気軽に視聴できるようになりました。
株式会社ケアネットが運営する「ProファーマCH」は無料の薬剤師向け学習支援サービス。
会員登録すれば、処方箋を読み解くヒントになる「処方まる見えゼミナール」やワンランク上の服薬指導を学べる「服薬指導シリーズ」など豊富な動画コンテンツを視聴することができます。
スマートフォン、タブレットでの再生も可能なので、駅での待ち時間や電車の中で視聴してみてはいかがでしょうか。
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さゆみ 薬剤師ライター。病院での薬剤師としての勤務を経験後、現在は、管理部門で医薬品や化粧品、サプリメントなどヘルスケア全般に関する業務に従事。現場と管理部門での両方の業務で得た知識をもとに、健康や美容に関するライターとしても活動中。 |