いよいよ出産が近づき、産休間近。おなかも大きく、体も大変なことでしょう。一方、出産後に復帰を目指すならそのハードルを少しでも下げておきたいものですね。
ここでは、産休前にしておくと後が楽になりそうなアイディアをまとめてみました。
ママ薬剤師として復帰する場合、子育てとの両立を前提とした働き方を考えなければなりません。これは産休前に必ずしも決める必要はありませんが、決めておくと復帰後のことをあらかじめ職場の人と相談することができ、復帰しやすい雰囲気を作ることにもつながります。
一方、もし今の職場での復帰を考えられない場合は、思い切って転職を選択肢に入れてみるのもアリかもしれません。この場合も、産休前に意思を固めることができれば、転職に向けて早いスタートを切ることができます。
産休前で忙しい時期だと思いますが、自分の今後について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
復帰しやすいように根回しをしておけるのは、産休前だからこそです。同じ職場への復帰を目指す人は、復帰後の居場所を確立するために関係者には挨拶をしておき、産休中も定期的に連絡を取るようにしておきましょう。
転職を考える場合は、育児で忙しくなる前に転職エージェントに登録しておくのがオススメです。というのも、登録直後は頻繁に連絡を取り合うことになるからです。育児中では電話対応ひとつでも煩わしく感じてしまいがちですよね。
時間のあるうちに、担当コンサルタントとの面談を済ませて基本事項を伝えておくと、落ち着いて転職活動を進めることができます。
産休、特に産前休暇は時間的に余裕があるので、休み中の勉強計画を立ててみるのはいかがでしょうか。具体的には、薬剤師会のホームページなどで、休み中に開催予定の研修会をチェックしてスケジュールに組み入れておくと良いでしょう。
ただ、体力的な問題や、子育てで外出ができなくなることもあるので、合わせて自宅でもできる勉強法も検討しておくとさらにGOOD。インターネットを活用したり、認定薬剤師の資格取得を目指したりと、現在は様々な自己学習の方法があります。
自分に合った方法を探してみましょう。
体調さえ安定していれば、産休、特に産前休暇は時間に余裕があるものです。産休は、忙しさから一旦解放される貴重な機会。妊娠中の体を労わりながら、将来をゆっくり考え準備する時間として過ごしてみるのはいかがでしょうか。
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ゆゆまま 産休・育休経験済みのママ薬剤師。0歳児のお世話に奮闘中。現在は育児の合間にライターをしています。 |