せっかく思い切って転職するのですから、満足のいくキャリアアップが果たせる職場を選びたいですよね。そのためには、転職先の見学がオススメです。
ここでは、「思っていたのと違った」といった転職後のギャップ解消に役立つ、転職先の見学でのチェックポイントをまとめてみました。
「転職をしてみたものの、実際は思っていたのと違った」というギャップに悩む人は意外と多いものです。そのギャップの最も大きな原因は、転職先の情報不足。たとえ実際に職場に足を運んで見学していたとしても、単に見学するだけではギャップ解消には不十分なのです。
見学ではあらかじめ希望の勤務条件を明確にし、それらを現場で具体的に確認していくようにしましょう。このすり合わせ作業をすることで、転職後のギャップはかなり小さくなるはずです。
子育ての支援制度があるだけでは、子育てと両立がしやすい職場とはいえません。実際にそれらの制度が職場で活用されていなければ、意味がないからです。
本当に両立しやすい職場か知りたい場合は、既婚者や子供のいる薬剤師の仕事ぶりをチェックしてみましょう。さらに、産休・育休の取得状況とその後の復帰状況や、短時間勤務の場合のフォロー体制について聞いてみるのも良いでしょう。
サポートしてくれる雰囲気が職場に定着していることがわかれば、より安心して働くことができますね。
昇格後のキャリアプランをイメージするには、転職先の社内体制も確認しておきましょう。転職先の見学では、管理職にはどのようなポストがあり、どんな人が活躍しているのかを聞いてみるのがオススメ。その職場でどのようなタイプが評価されるのか把握しやすくなります。
また、中には雑用が多く管理職といっても名ばかり、という職場もあるかもしれません。転職後のギャップを避けるために、任される仕事の範囲や残業量などの具体的な仕事内容についても聞いておくと良いでしょう。
転職先を見学するときは、転職後の自分を想像しながら、自分の求める勤務スタイルとすり合わせをしていくのがポイントです。生き生きと働いている自分がイメージできる職場であれば、転職後もギャップに悩むことは少ないはず。
せっかくの見学ですから、どんどん質問して疑問点はすっきり解消しておきましょう。
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ゆゆまま 産休・育休経験済みのママ薬剤師。0歳児のお世話に奮闘中。現在は育児の合間にライターをしています。 |