人間関係のトラブルは、最もストレスを感じやすいことの一つです。根本的な問題が解決できればベストですが、そうもいかないことも多いのではないでしょうか。そんなときは、ストレスをコントロールして自分を守ることが最も大切です。ここではストレスに潰されない自分でいるためのセルフコントロールの方法をご紹介します。
どんな職場でも人間関係でトラブルがあれば悩みやすいものですが、薬剤師の職場は人間関係がこじれると特に厄介です。というのも、薬剤師は一日中同じ場所で働くことが一般的で、逃げ場がないことが多いからです。さらに少人数の職場が多いことも理由の一つでしょう。
ストレスをため込んでしまい、体調を崩してしまう人も珍しくありません。苦手な人がいた場合や職場の雰囲気が悪いといった場合は、ストレスをうまくセルフコントロールしながら対処方法を考えていく必要があります。
職場の人と仲良くなれればそれが一番ですが、気の合う人ばかりとは限りません。人間関係に問題がある職場だった場合は、無理に仲良くなろうとせず、最低限のお付き合いだけにしてしまうのも良い方法です。距離を置くことで余計なストレスを抱えずに済むかもしれません。
とにかく自分の仕事に集中し、職場は仕事だけの場所と割り切ると、意外と気持ちが楽になるのではないでしょうか。ただ、苦手な人が仕事の邪魔をするなど仕事に支障をきたしている場合は、あなただけの問題ではないので上司に相談する必要があります。上司に職場の問題として対処してもらいましょう。
居心地の悪い場所に一日いれば、誰でもストレスがたまってしまいます。可能であれば、昼食は外で食べてリフレッシュの時間をもつようにしましょう。お気に入りのレストランやカフェで食事ができれば、それだけで一日の楽しみになりますね。
もし外に出るのが難しい場合は、仕事の帰り道に一息つける場所を見つけるのも良いでしょう。習い事でもいいですし、好きな場所で買い物やお茶を楽しむだけでもストレス発散になるはずです。ストレスがたまりがちなときこそ、意識的に職場以外の自分の居場所を作ったり、楽しみの時間を確保したりするようにしましょう。
ストレスと上手につきあうことができるようになれば、どんな職場でも怖くありません。職場はそもそも、仕事をする場所。仕事に集中し、人間関係でたまりがちなストレスはこまめに発散するように心がけることで、心も体も健康に保ちましょう。
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ゆゆまま 産休・育休経験済みのママ薬剤師。0歳児のお世話に奮闘中。現在は育児の合間にライターをしています。 |