毎日の仕事が忙しい、けれどもっと収入を増やしたい!と考える女性薬剤師のみなさん、フルタイムに加えて収入アップは難しいと思っていませんか?ひと口に副業といっても大変さは様々。今回はラクするものからガッツリ働くものまで薬剤師ならではの副業について調べてみました。
副業というと本業の時間外になにかしらの作業をするイメージがある方もいるかもしれませんね。確かに「業務」とは言えないかもしれませんが、副収入を得る、という意味では資産運用も副業。ハイリターンを狙って株式投資やFXなどに挑戦してみても良いですが、フルタイムで忙しい薬剤師におすすめしたいのが任せきりの投資信託です。
資産運用のプロにお金を預けておくだけで、利益を得ることができます。株や通貨の値動きを細かくチェックする必要が無いので、忙しくても気軽に始められるのが魅力。よほど危険な銘柄を選ばなければリスクも低いですし、定期預金よりもずっと効率的です。インターネットバンキングなどで手軽に手続きできるのもうれしいですね。
外で働くほどの時間や体力はないけれど、もう少し確実な収入が欲しい、という方には在宅ワークがおすすめ。「薬剤師」という免許と知識を活かして記事を書いたり、相談を受け付けたりなど、インターネット環境さえあればできる仕事はたくさんあります。
お仕事を最も見つけやすい方法はクラウドソーシングのサイトなどに登録すること。英文の翻訳や要約ができたり、特許申請など特殊な文書の作成経験があればさらに重宝されるでしょう。無理のない程度に依頼を絞っても月数万円はアップします。
また、副業紹介サイトでよくおすすめされているポイントサイトやアンケートサイトへの登録もありますが、あまり薬剤師向きではありません。リスクや責任がほとんど無い代わりに報酬も非常に低いため、基本的なお給料が高額な薬剤師としては、あまりに割に合わないと思ってしまうでしょう。
筆者はイベントや学会などで製薬企業などに勤める「薬剤師」さんに出会うことがままあります。お話をきいていつも驚くのが、MRや営業として働く傍ら、患者さんの生の声や医薬品市場の動きを勉強するため、夜間や休日を使って調剤薬局のアルバイトをする方が意外に多いこと。もちろん少数ではありますが、薬剤師のダブルワークも不可能ではないよう。
体力と時間に余裕があれば、募集も多い調剤薬局やドラッグストアのアルバイトはいかがですか?数時間~1日だけといった単発の派遣業務も高時給で募集されていますので、調べてみるだけでも楽しいはず。収入だけでなく、経験や知識も間違いなく得られるでしょう。
収入や経験値アップのための副業、興味が湧くものはありましたか?資産運用にしろ、アルバイトにしろ収入や雇用形態によって確定申告をし、税金を納める義務が発生します。また、勤める会社によって副業に対する規程は異なります。興味がある方は特にこの2点をよく確認してからはじめてくださいね。
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ちゃちゃ 薬剤師。大学で研究をしながら週末はドラッグストアで勤務。見聞を広めるため医療系ライターとしても活動中。 |